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何か買うともれなくついてくる取扱説明書。はがきサイズのものから参考書レベルに分厚いものまであって、扱いに困りますよね。
最近ではデータ化や管理アプリの登場など選択肢が増えたのも悩ましい所です。どうするかルールは決めていますか?
この記事では、4つの管理方法についてメリット・デメリットをお伝えします。ルールを決める際の参考にしてください。
はじめに
取扱説明書はメーカーからのラブレター。いつでも読めるように保管しておくのが基本です。書いてあることを守れば故障は少ないし、万一トラブルが起きた時の対処法も先に伝えてくれていますよね。
トリセツの扱いに困るポイントは2点。
ボリュームの多さとサイズがバラバラなこと。
そして「今使うもモノじゃない」ことです。
自分が何に困っているか?を整理して保管方法と処分の基準を決めましょう。トリセツは必要な時にすぐにみられることが肝心です。
どうするか?方法は4つある
取扱説明書が家に入った後どうするか、選択肢が4つあることを知っておきましょう。
それぞれメリット・デメリットがありますので、順に解説していきます。
手持ちのどんな商品が該当するか、考えながら読むのもおすすめです。
それぞれのメリット・デメリット
1.捨てる
メリット:収納スペースが要らない、スッキリする
例えばドライヤーが故障したとします。修理して使いますか?きっと買い替えますよね。
使い方は見なくてもわかる、気軽に買い替えられる少額家電の場合は「今後見る機会がないから捨てる」と決めることができます。
ただし、買取や下取り時に取扱説明書がないと査定額が下がる場合があります。買い替え時に売るかもしれない場合は注意が必要です。
※廃棄は自己責任でお願いします。読んでいなかったがゆえに事故やケガが起きることのないよう一度は目を通しておきましょう。
2.スマホアプリで保管
メリット:一元管理できる
スマートフォン用の、取扱説明書管理アプリを利用する方法です。家電だけでなく、キャンプ用品やチャイルドシートなど幅広い商品の取扱説明書を一覧で管理できます。
デメリットはネット環境がない所では使えないこと。例えばテントの張り方を確認しようとしても電波状況の悪い山の中では見られない可能性がある、ということです。また、災害時には電力・電波共に使用が制限されますから注意が必要です。
竹内は「トリセツ」というアプリを使っています。
3.データで保管
メリット:省スペース、単語検索ができる
最近は大体の商品に対してPDFなどの電子版取扱説明書のダウンロードが可能です。パソコンやスマートフォンで管理すれば単語の検索などもカンタン。紙はかさばるから処分したいけれど、念のため取っておきたいときなどに有効です。
デメリットはデータ版がない場合スキャンするなどの手間がかかること。また、電力が貴重な災害時や停電時には使えないことも考慮しなければなりません。
目には見えませんが「データ容量という場所」はとっていること、忘れ去られるリスクがあることもポイントです。
4.紙で保管
メリット:書き込みや記録ができる
方法は組み合わせればいい
4つの方法にはそれぞれ得意不得意があります。ご自分のニーズに合わせて管理方法を選びましょう。
例えば「今はスペースを確保したいからなるべく紙を減らそう」とか、「安心感が欲しいから紙で残そう」など。
自分が納得できる基準があれば「こうする」と決められそうですね。
なお、いざというときの行動パターンは人それぞれ違います。複数人で使うものは自分以外のニーズも確認してくださいね。